鎌倉駅から鶴岡八幡宮へ、
そこからさらに倍以上歩いて、
鎌倉宮という神社の脇の細い道を進んだところに、
「鎌倉武士」、“ぶし”と書いて“たけし”と読む、そば屋があります。
鎌倉駅から徒歩で25分ほどかかります。
この立地から、ただならぬ感は伝わると思いますが、
まず最初に驚かされるのが、店の雰囲気。
一軒家です。
古民家というわけでもない一軒家。
玄関を開けると、あれっ気配が・・・。
大将がひとりでやっているので、
厨房の奥にいると、玄関からは気配を感じられないのです。
靴を脱いであがっていって、“すいませーん”と大きな声で呼びかけましょう。
気付いてくれると、“荷物はここね”、“ここに座って”、“おすすめはこれ”と段取ってくれます。
玄関から、テーブルに着席する部屋までの一連の具合が、
友達の家に来たみたいで、
そして、大将の仕切り具合も相まって、
友達が不在の時に友達のお父さんに会いに来たみたいな風情で、
この感じ、唯一無二なので、
ぜひ体験してほしいです。
さて、蕎麦は、十割(とわり)です。
十割なのに全くボソボソしていなくて、のどごしがイイです。
“最初はつゆに付けずにそのまま食べてみて”と。
うん、これは!そば自体の風味・味、ホントにおいしいです。
今回は、蕎麦の前に、蕎麦味噌で日本酒を。
最高でした。
みなさんも、ぜひ!
“アトラクション系蕎麦屋”ですので。
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